TOEIC(R)テスト新形式精選模試リスニング2(CD-ROM1枚+MP3音声無料DLつき)
- 作者:加藤 優,野村 知也,本田 美邦里,Bradley Towle
- 出版社/メーカー: ジャパンタイムズ
- 発売日: 2019/01/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
こんにちは、しょうゆです。
今回はTOEIC勉強で役立った参考書『TOEIC(R)テスト新形式精選模試リーディング2/リスニング2』についてレビューしていきます。
結論から言うと、この本は本番の試験の難易度に最も近く、個人的には公式よりも優れていると思う一冊になります。
本記事では、このTOEIC(R)テスト新形式精選模試について公式の問題集と比較しながらそのメリットを全部で五つ紹介していきます。
※本記事で取り扱うのは僕が使用していたバージョン2(新形式精選模試リーディング/リスニング2)の方です。
TOEIC(R)テスト新形式精選模試ついて
この本は2019年1月31日にジャパンタイムズという出版社から発売されたTOEIC対策用の問題集です。リーディング/リスニングそれぞれに分かれて販売され、各1900円(+税)となっており、現在書店では2090円で販売中です。
内容はそれぞれ模試が5回分で、全ての設問に対して丁寧に解説がついています。また、解説とともに全ての問題の正答率が表示されています。解説とは別に回答のコツや覚えるべき文法などが記載されておりかなり丁寧な作りだといえます。
公式問題集との比較
さてここからは、公式問題集と比較をしていきながら本書のメリットを上げていきます。
①難易度が本番に近い
個人的に一番のメリットはこれです。公式の問題集は公式が出してるだけあって本番との精度はもちろん高いです。問題の出し方や文書の構成は本番とほぼ同じです。ですがなんと言っても難易度がめちゃめちゃ低すぎる。語彙は単純で、素直な問いの割合が本番と比べると多い印象です。
僕は初試験の時、前日に公式問題集を解いて想像以上のスコアが出て『これは明日すごいスコアが出るのでは…』と、かなりの自信を持って本番に挑みました。しかし、当日のテストの難易度が遥かに問題集を上回っていたので、試験途中にも関わらず心が折れそうだったの今でもはっきり覚えてます。
それと比べて、この新形式精選模試は難易度で言うと本番とほぼ同じ。問題の形式や問いの出題の仕方も公式を完全網羅しているっと謳っているだけのことはあると思います。事実、僕の前日の本書を用いてのスコアと、本番の試験で獲得したスコアがリーディングで言えば完全一致、リスニングでは15点差だったのがその精度を物語っていると言えます。
②コスパがいい
上記のメリットを約2000円×2冊で全5回分の模試が受けられるコスパの良さは最高です。公式問題集だとたった2回分の模試で3000円です。
新形式精選模試の場合
2,090円 × 2冊(L/R) ÷ 5回分 = 800円 / 1回分
公式問題集の場合
3,300円 × 1冊 ÷ 2回分 = 1,650円 / 1回分
新形式精選模試は公式問題集のおよそ半額の値段で一回分の試験を受けることができます。
TOEICで高得点をとるために本番のテスト形式に慣れる必要があります。そのために模試を何度も解いて、体にその感覚を身につけさせなければなりません。しかし、何冊も参考書を買うとなるとお金がかかります。そんなあなたにこの一冊を僕はおすすめします。
③時間がなくても解ける
この本のデメリットとして、リーディングとリスニングのテストはそれぞれ別の冊子になって販売されていることが挙げられます。しかし、これは非常に大きなメリットでもあるのです。
主に二つの理由があります。
- L/R得意な方だけを集中的に訓練できる
- L/Rをフルで解く時間がなくて片方だけ解いても罪悪感がない
前者は、文字通り苦手な方だけを買って集中的に解くことでフルで解くよりも効率的に苦手を解消する意味でいいと思えます。
後者に関してですが、個人的な話になるかもしれません。僕にとって本番前などで模試をフルで解かなければいけないと言うのはかなり精神的な負担があります。
「2時間を費やして、もしスコアが悪かったら怖い。けど、解かなければテストに慣れることができない。」
まとまった2時間を確保するのが難しい上に、貴重な一回分の模試を解いてみて、それで思ったようなスコアが取れなかったらモチベーションの低下になってしまう、そんな葛藤がありました。
しかし、リーディングとリスニングに初めから分かれてる本書では、とりあえず空いた小一時間で、どちらか片方だけを解くと言うことができます。フルで模試を解く時よりも精神的なハードルが低くて問題に取り組みやすかったです。結果的に自信もついてフルで解いてみるようになってみてスコアアップにつながったと思います。
④解説に正答率がついている
これはちょっとしたメリットです。
問題を解いていてめっちゃくちゃ簡単な問題に遭遇することがあります。簡単すぎてこの正解で大丈夫なのだろうかと逆に考えすぎてしまうほどです。無駄に心配したけど答えは正解、なんてことがあった記憶があるのではないでしょうか?正答率で言えば90%とか95%の問題かもしれません。
こう言う時、正答率がわかっていていれば類似する問題を見つけてこう言う問題もあるんだと、すっきりした状態で試験中を過ごすことができます。
反対に、物凄い難題にぶつかったとします。正答率も15%とかです。こう言う問題はだいたい解けないので、と割り切ってしまった方が時間の無駄も省けます。
以上が僕が『新形式精選模試リーディング/リスニング2』を使った感想とそこからわかったメリットになります。
参考にしていただければ幸いです。
TOEIC(R)テスト新形式精選模試リスニング2(CD-ROM1枚+MP3音声無料DLつき)
- 作者:加藤 優,野村 知也,本田 美邦里,Bradley Towle
- 出版社/メーカー: ジャパンタイムズ
- 発売日: 2019/01/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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by ギノ