しょうゆ日記

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《ヒッチ3日目》濃すぎる出会い。ヒッチハイクとは?

どうも、ゆっきー(ymahh_s )です。

ヒッチハイクの旅3日目(2018年3月8日)の旅ログ更新です。

 

yukisato.hatenablog.com

 

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この日はあまり、というか距離としてはほとんど東に進むことはしなかったんですが、それでも中身の濃い1日を体験できました。

 

価値観の変化、自分の中の隠れた偏見の自覚と社会的問題。

気づいたものは少なからず自分を大きくかえてくれました。

この日から写真を撮って記録を残そうという気になったので一緒に紹介できます。

 


それではどうぞ!

 

 ⬇︎⬇︎⬇︎

 

朝からイベント


この日も早起き。朝5時頃起床準備をして、宿のネカフェを後にしました。

 


ネカフェってなんかすごく贅沢ですよね。
ドリンクバーついてるし、シャワー浴びれるし。


ネカフェでさえ幸せ感じられるっって前日の野宿の効果半端じゃないです。幸せのハードルが下がった。


ある意味価値観変わった!はい、成果1つゲット。

 


ネカフェの外に出ると、男の人が立ってました。


なんか寒そうにしてたのをみて、「寒いっすねー」て声をかけてた。ごくごくフツーの挨拶。

ここから会話がひろがった。コミュニケーションてひょんな事から始まるんだね。


ここから2時間ヒッチハイクの話とか漫画の話とかで盛り上がった。

最後にはコーヒーもかってもらったりして。朝から気持ちのいいスタート。

 

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《メガネの僕と杉田さん↑コーヒー買ってくれた!》

 


そういえばSAに向かう途中に出会ったお坊さんたちの銅像めちゃリアルで戦慄でした笑

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《↑お坊さんたち(銅像)》

 


三木SAに再び戻り、本日のヒッチ開始。

ものの見事にすぐに乗せてもらいました!


11.大阪のオッチャン(三木SA〜大阪市内)

とにかく喋りますね。やっぱ大阪の人はしゃべり上手でリズムがいい♪


あっという間に大阪についてなんの自慢んのかはさておき、大阪市内の都市高速に乗り少し俯瞰した景色で大阪を観光させてくれました。


「あれが通天閣やで!」
「ここがミナミ言うてな!」

とかめちゃ案内してくれる笑


ありがとうございますたのしかったです!


最後はあべのハルカスがでかくて有名だからと言うことで近くで降ろしてもらい写真をパシャリ。

 

トントントンと時間が過ぎ去りあっという間でした。

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あべのハルカス前にてパシャっ本当はもっとでかい↑!》

 

日雇い労働者の現実


ところがこの日は午後から大雨。

だからほとんど歩きの旅の旅で、大阪に着いてからぶらぶらぶらぶら歩き途方にくれていました。

 

途中休憩しようとある場所にふらっと寄ったのですが、そこがなんか妙に雰囲気が暗いところで「(なんだろうここ...)」と思い壁を見てみるとある壁紙が、

 

 

『"日雇い労働者の皆さんへ〜"』



これは驚きました。ニュースでしか知ったことのない現実を目の当たりにしたからです。他にも、結核検診やアスベストがどうこうと言う張り紙などがあり、過去のものではないのかと驚きを隠せませんでした。


多分、そんなところに若造が来るのは珍しかったのであろう、おっちゃん達が何人かぞろぞろ。


へんな不安を抱えて会話をしてたんですけど、話してる限りでは普通の人で安心ました。

 

そして、そこでは2時間ほどおじさんたちといろいろ議論しまくった!笑


議題はヒッチハイクの是非やLGBTIについて。
たぶん大学でするディベートなんかよりも内容濃かったんじゃないかな。

 

ヒッチハイクの是非ついては面白かったのでいずれ記事にすると思います!

(あーっと、もしかしたらタイトル詐欺かも...)

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《↑熱く議論を交わした北村さん》
今回、直接目で見て話を聞いて辛い現状を知ったのですけど、環境に支配されずに前向きで幸せそうなおじさんたちと話してると自分もポジティブに。


こういう方々はきっと不幸なのだろうってバイアスが掛かってた事を気づきました。そしてこれを機にそのバイアスの1つが無くなったと僕は思います。

 

そして雨が降って、乗せてくれる方がいなくって、歩いてるところたまたま休憩して…と様々な条件によって出会えたこの経験はとても奇跡に近いものがあるかなと。

 

予期せぬことが起こるのが旅の醍醐味で最大のうまみ!

 

スーパーおばあちゃんとの出会い


夕方ごろ土砂降りの雨の中、吹田駅までようやく到着した。あの雨じゃヒッチなんて出来そうもなかったので、翌日近くにある吹田SAから出発を考え、その日は本を買いイオン内でゆっくりすることにしました。

 

フリースペース内で本を読んでいたところ、隣の席にどうみてもよぼよぼのお婆ちゃんが。


脚が悪そうだったので椅子を引いてあげると、ヒッチハイク用のボードに気がついたのか

 

「あなた元気ですねぇ。どこから来たの?」
「博多からです!」

 


これから会話が弾み、まさか6時間も共に過ごすとは思ってもいませんでした。
このおばあちゃんは大島さん。今年で82歳だそう。

 

歳の差で言えば60にもなるけど、話す姿はとても若々しく、キラキラとしたオーラがあった。


大島さんという方はとても強い人だった。

 

歳のせいか、10年ほど前に脚に病を抱えていたそう。血とリンパ液が勝手に流れ出てくるような状態が続き、病院に通っても治らず最終的には切断手術を言い渡されたといいます。


でも大島さんは、「脚を失ったら世界を観に行けない」と病院に行くことをやめ、自宅ににもどった。 どうしても脚を切るのが嫌だったそうで、その状態のまま過ごしたみたいなのですが、僕は目の前で話していてもそのことなんて全く気づかなかった。

 

なんと自力で直してしまったんだと 😳😳😳
執念で直したとか言ってたけどまじパワフル!
普通切断まで宣告されて治るもんなのか⁉︎


また、僕の常識は覆された。

 

他にも大島さんとのエピソードで話したいことがたくさんあるんですけど、長くなるのでまたこんど。

メモを全部取りながらお話ししてたので余すところなくみなさんに伝えられると思います。(個人情報を除く笑)

 

 

本当に人生の講義を聴いてるみたいで学ばせてもらいまくりだった。

 

閉店の10時までお話をしたあと、夜ご飯を食べて夜の雨の中2人で帰路につきました。


恋人同士のような感じ。僕はたくさん学ばせてもらったし、大島さんも僕とおしゃべりができたと言ってくれてお互いに価値提供ができていたのだと思う。

 

とても濃い時間だった。

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《大島さんと僕↑写真撮るからって前髪気にしてるところ女子だなって☺️》


この日は本当に出会いが強烈だった。


もう一度タイトルを「人生は学びの連続」にしたいほどまたたくさん学んだ。常識が覆った。価値幅がひろがった!

 

 


これでまだ3日目ですからね。しかもまだ大阪!
ほんーーーーーっとうに濃かった!忘れらない!

 

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございました!

それではまた次回!ゆっきーでした(^^)ノシ

 

 

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