しょうゆ日記

ブログ始めました。しょうゆです。わんこです。

速読はしちゃダメなんだ

速読はしちゃダメなんだ

みなさん元気でしょうか。
ちなみに私は元気ではないよ。
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■速読はするな


『入社一年目の教科書』
って本に書かれてる内容なんだけど、
社会人になってみて確かに大事かも
って思った。


  • 読むことが目的の読書は濫読である
  • 一冊じっくり読み一つ大きな学びを得る
  • 一回の読書で得られるものは限りがあり
    大きく期待してはいけない

実は入社前にこれ読んでて
初めて読んだ時はピンと来てなかった。
 
「こんなこと書いてるけど
 読書はすればするだけいいはずや!」
 
だってさ、
一回の読書で得られるもの限りがあるのなら
読書に時間かけたもの勝ちじゃね?
濫読がいけないのなんて百も承知で、
その理由も読むことを目的に内容を蔑ろにし、
定着を疎かにしているからでしょ。


その対策として表紙に本のまとめを書いて
通勤中に電車で振り返りしてたんだけど
それで問題ないと高を括ってた。


でも、今振り返ってみるとどの内容も
確かにあんま身についていないかもしれない。
それどころか就業中覚えるべき業務と
バッティングして脳が追いついていない
感じもしたりした。

実際本書に書かれている通りに、
じっくりと読むスタイルを実行していれば
混乱を避けられたかもしれん。

 

yukisato.hatenablog.com

 


■私が見つけた速読のデメリット


思い返すと無闇に速読をすることで生じた
デメリットがもう2つあった。
どうせ同じ過ちをいつか繰り返すから
未来の自分と共有という意味でも追記。


一つは知識だけ膨大に増え、
脳のメモリを圧迫すること。
 
もう一つは知ってるのに出来ないと
自己嫌悪に陥ること。


前者に関して。
やはり使える脳のリソースは限られている。
新入社員として覚えるものも多く、それらは
業務の根幹として重要であるにも関わらず、
プラスαの読書をしようとしてもどちらもは
うまく行かないと今ではしみじみ。
 
私は途中このリスクを感じつつも新しい本を
手に取ることはやめらなかった。
できないことが多く自信が持てなかった。
本を読み知識を得ることで
安心したかったのかもしれん。
 
結果、前述の通り中途半端になってしまい、
仕事の内容も本の内容もうまく身につけられた
自信があんまりない。



後者に関して。
私個人の問題かもしれない。
私の感覚では速読でも情報は確かに残る。
しかしそれで得た情報は実践できるレベルまで
定着させられることはなく、
失敗もしくは成功時に
ふと思い出す程度のみ。
 
「知っていたはずなのに!」
 

失敗の度に思い出しては自己嫌悪の繰り返し。
自信を得るために読書して、
読書により自信を失うという矛盾を抱えたまま
辞められず悪循環に陥っていた。

 


■読書で大事なのはいかに実践するか


今後私がやるべき行動は
上記の本の内容の通り

「速読をしないこと」
言い換えると、速さ・量のみを追求して、
アウトプットの前提なしに読書することを
やめること。


具体的な行動目標は以下の3点

◯一冊の本から最も自分に必要な箇所を
 1、2抽出し、一定期間それだけに執着する

例えば先日「やり抜く人の9つの習慣」という
全9章から構成された本を読んだが、
自分に最も必要だと思われる箇所
「まだできてないだけ、と焦らないこと」
という言葉だけを抽出。
まずは一つの項目だけに集中しよう
と言った具合。

欲張らず、もっとも必要なものだけをピックし
他は捨ててでも身につけるという感覚。



テレアポや営業系の本などにあるスキル本に
 関してはstep by stepで実践していき、
 一つできるまで他のテクニックを実践しない

テレアポのコツ、と言ったような本で、
①声のトーンを高く話す、
②相手の話すペースに合わせて
 自分の話すスピードを調整する
③相手の名前多く会話に織り交ぜる etc...
があった場合、
全て一気に実践してみたいところだが、
一つできるようになるまで次に飛び付かない。

①が完全にできるようになってから②に移る、
と言った具合。


とはいえ、
成長スピードが遅くなってはいけないので、
一つ一つの習得にかかる時間を短縮できるよう
心がける必要があることは意識を怠らない。

 

 


◯本の内容は業務内容レベルに落とし込む

本書の内容にある単純作業はゲーム化する
という項目を例に出すと、
この内容を読んでそれで
「よし、そうしよう」では終わらせない。
例えば、
「◯◯の処理をミスなく◯分以内に
 終了できるように挑戦してみる」
と言ったようにどの業務をどういうふうに
変化させるかまで考えながら読む。


上記3点を今後の読書の行動指針として
設定することで、読書の質を高めつつ
継続的なスキルアップを図りたい。
 
 


■まとめ

目的を見直し、業務レベルの実践を意識した
読書を習慣的に行っていくことが私の課題。

今は優先して覚えるべきことが多く、それを
疎かにしてまで大量に読書する理由がない。
それで本業に支障が出ては本末転倒。
質と業務とのバランスを考慮した上で適切に
読書していきたい。
 
 

追記

ということで、
年度末までに100冊の本を読むとかなんとか
ツイートしたような気がしなくもないが、
一旦その目標はストップで。
 
量より質重視に方向転換。
 
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ではでは。
 

 

過去の記事だよ 

 

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